お金にまつわる人生の振り返り
15歳~現在まで
15歳:ゲームに飽きる、そして大学受験を意識
私立の中高一貫校に通っていたのですが、中学校時代の成績は中の中くらいでした。
お世辞にも勉強ができる部類ではなく、適当に部活動をこなし、帰宅したら学校の課題を最低限こなしながらゲーム三昧。
当時の僕は、「中学受験がんばったんだから中学3年間はモラトリアムっしょ」(←こんな言葉知らない)くらいに考えていました。
中学卒業を迎え、高校生になる直前、当時はまっていたバイオハザード5をもう何周クリアしたかわからないころにふと思います。
「ゲームって時間の無駄じゃね?」やりつくしたからこそ思い至った境地だったんですかね。
(社会人になった今では嗜む程度にはゲームしてます…笑)
ここでふと焦り始めます。春から高校生、とはいえ中高一貫。
友達はある程度できたので部活動に入らないと…といった動機もなく、何して3年間過ごすんだ?と思いました。
「高校生の裁量でできる時間の有効活用とは?」を春休み中考え続けていたと思います。
そして一つの結論が導かれました。
「勉強だ…」「ゲームの中で●●ゼニーだの貯めても何にもならない」
「この高校3年間の努力が人生=生涯賃金を左右するかもしれない」
かくして高校生活を受験勉強に捧げることにしました。
16歳~18歳:成績が面白いほど伸びて無事早稲田大学へ。
これが面白いことに、半年ごとに1科目ずつ偏差値が50→70くらいまでうなぎ登りで上昇。
今思えば高1から受験を意識してがりがり勉強する人なんてそういなかったんで、偏差値に現れやすい時期だったのかもしれないですね。
その後、高校3年の冬、無事早稲田大学へ合格しました。
国立も受験したのですがこちらは箸にも棒にもかからず、散々な結果でした。
19歳~23歳:麻雀、パチンコ、酒、たばこ→絵にかいたようなダメ学生
早稲田に入学し、適当なサークルに入部。友人にも恵まれていましたが、ここで良くない遊びを覚えてしまいます。
そう、麻雀とパチンコです。毎日のように飲み会→麻雀→パチンコ→睡眠をエンドレスで繰り返し、授業はほぼ出席せず当然のようにカネと時間が鬼のように溶け、気づけば留年確定。
中学3年のときの意識の高さはどこいった…。
そして留年という傷を抱えたまま就活し、可もなく不可もないノンバンク系の金融企業から内定。
内定1社もらって気が緩み、残りの他社の選考をすべて辞退しました。
こういう人間なんです、僕は。
就活が終わったころ、人生の夏休みである大学生活を残り最大限遊ぼうと思い、悪魔と契約してしまいます。
そう、リボとキャッシングです。
当時の僕は社会人になれば一撃で返済できるっしょくらいに考えいました。
これが20代をどぶに捨てるとも知らず…。
23歳~29歳:転勤と一人暮らし
初期配属は大阪になり、千葉の実家を飛び出すことに。
借金を抱えながら、一人暮らしようの家具・家電をそろえているうちに、借金の返済は徐々に後ろ倒しに…。
そして、転勤&一人暮らしは休日が鬼のように暇でした。その結果、パチンコ三昧。
気づいた時には借金は300万近く=当時の1年分の手取りとほぼ同額になっていました。
そのうちなんとかなるかーくらいに浅く考えながら仕事をする日々。
大阪で2~3年働いたのちに東京への辞令が出ました。
ここで人生をやりなおすことを意識し始めるイベント発生です。
28歳くらいのときに社内で彼女(今の奥さん)ができました。
結婚を意識する年齢だったこともあり、日々の生活を見直し気合で1.5年ほどで完済。
そしてプロポーズ、結婚へ。
29歳~30歳:同棲、転職
結婚してすぐくらいで疑問に思い始めます。
「夫婦で同じ会社って、会社がもし経営難になったとき危なくない?」
もともと給与も物足りないと思っていたこともあり、転職を決意しました。
幸い奥さんも快諾。
転職についてはまた別の投稿で掘り下げますが、我ながら好条件の企業(今の会社)から内定をいただき、あれよあれよと新卒入社の会社を退職。
引っ越しすることになり、今の家へ。もともと結婚直後は1DKで家具・家電もお互いが使っていたものを持ち寄って生活していましたが、この引っ越しのタイミングで家具・家電を1年ほどかけながら徐々に新調することになりました。
31歳~現在:まずい、お金がない…!でも仕事つらい…。
あたりまえですが、20代を借金返済、結婚直後も引っ越しと続き、まったく貯金がないまま30代になってしまいました。
同世代と比べて資産が少ない自覚もあり、2024年からとりあえず貯金やら新NISAで積立投資やらを開始。
そしてFIREを意識する出来事がありました。鬼の残業です。
→10月:45時間、11月:80時間、12月:80時間、1月:80時間
きちんと残業代が出ているのでブラックだとは思いませんが本気できつかったです。
二度とやりたくないと思いました。
そのために必要なものは何か?そう、金です。
富によって労働に依存せず、労働と適度な距離感で共存しながら、やめたいときに会社をやめられる人生を目指そうと心に決めました。
本ブログのコンセプト
かくして20代を棒に振った僕が経済的自立を目指すことになり、ここにその軌跡を残していこうと思い至りました。
本ブログを通して、
同じような境遇の方には再起する勇気を、
こいつは酷いと高みの見物をしてる方には安心と余裕を、
多少なりとも与えられればと思っております。
長期戦になることが見込まれるので、末永く応援のほど宜しくお願いいたします。
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